問題行動を矯正するためには、その行動の原因を知ることが不可欠です。この方法はダメ、あの方法がいい、と一口にいう事ことは非現実的です。表面的な問題のみ解決しようと思っても、ダメです。そういった点で、しつけの本の「この問題行動にはこの方法で解決」という表面的な対処方法を鵜呑みにすることは危険です。
例えば、吠える犬に頭を抱えている飼い主さんが居るとします。しつけ本には、吠えたら「イケナイ!」と叱る、「顔にスプレーで酢入りの水をかける」などが提案されています。しかし、飼い主の注意を引こうと吠えている犬に対しては、これらの方法が行動を悪化させてしまいます。
「何故」を探らず、表面の行動だけを修正しようと思っても思い通りに行かないはずです。それを踏まえたうえで、お読みください。
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